SANKEI 三恵商事株式会社

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代表取締役社長 坂井陽一からのご挨拶

創業時の背景

当社は1950年12月25日クリスマスの日に、塩釜漁港のそばで主に「漁船で使う船具用品と漁の道具」を販売する小さなお店を開業したのが始まりです。

当時は未だ第二次世界大戦後の混乱した世の中で国民の食糧も不足した時代でした。
漁業は大切な食糧の確保という社会の要請に応える大事な役割を担っており、当社も漁業の発展と共に少しずつ成長して参りました。

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ダスキンと衝撃の出会い

1983年、ダスキンのお話を伺う機会があり、大変感銘を受け、目が醒めるような思いをしました。
当時の私は、会社が成長するためには「商売を一生懸命してお金を儲けなければならない。なんとしても、利益を出そう」とばかり考えておりましたが、ダスキンの理念は真逆でした。

「仕事は、金儲けありきではない」

ダスキンでは、まず最初にお客様に喜んで頂くために、心を籠めて一生懸命仕事をする。
より良い商品をより良いサービスをお届けする。そのように心を籠めて努力していけば、少しずつ事業は成長していくものです。そしてお客様の喜びのパロメーターが利益です。

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大事にしている価値観~ダスキン経営理念

「一日一日と今日こそは あなたの人生が 私の人生が 新しく生まれ変わるチャンスです。

自分に対しては損と得とあらば損の道をゆくこと」

当時高度経済成長期でもあった時代背景もあり、この経営理念には大変驚いたことを今でも憶えています。経営理念に共感した私は、ダスキンと一緒に仕事がしたいと思うようになり、1984年9月にダスキンレントオール事業に加盟させて頂き、この理念は、時を越えて現在でも毎日の始業時に全員で唱和され、確認され続けて、今日に至っております。

時代に合わせて従業員一体の努力

アメリカ生まれのビジネスモデルであるレンタルという仕組みは、1980年代当時宮城県および日本でも大変めずらしく、時代の最先端と大変話題を呼んだニュービジネスでした。

話題性を集めて開業した事業でしたが、時代はものすごいスピードで変化し(高度経済成長期~バブル崩壊~金融不安~デフレ経済~リーマン・ショック~東日本大震災)、これらの事業も順調に成長してきたわけではありません。

事業の追い風となる経済環境も栄故盛衰のごとく、全く予測が出来ません。

当社では従業員の皆さまと共に苦労し、常に改良を重ね、少しずつ少しずつお客様や時代の変化に対応する努力を積み重ねてきたからこそ、今では「買わずに借りることで同等の使用価値を得られるというサービス」としてお客様価値の提供と、時代に適合した、発展可能性を持った事業に成長してきたと考えております。

改良し続ける努力

現在の成長は、お客様に喜んでいただけるように、サービスを「従業員と一体」で「改良しつづける努力」この努力こそが成長のエンジンであると、確信しております。

三恵商事という会社は、経営者のものではなく、従業員の総和であると同時に、理念や目指す方向性を共有した共同体であるのです。

会社を経営する者として、お客様に喜ばれ、社会に貢献し、働いている従業員の皆さんが、仕事を通じて、働きがいを感じられる組織になるようより一層の努力を重ね環境づくりをして参ります。

それが会社を経営する者の使命であると信じています。

これからも時代の先を見据え、事業をより深めると共に、
関連部門の拡充、開発に努めて参ります。

三恵商事株式会社
代表取締役社長
坂井 陽一

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